会長あいさつ

諏訪市音楽協会 会長

詳細を見る

あいさつ 会長 榛葉 和子

「文化の力がその地域を元気にする」

あいさつ 詳細はこちら閉じる

「文化の力がその地域を元気にする」

文化の力の一部としての音楽で人々を元気に!と多くの音楽関係者が「諏訪市音楽協会」を発足させ30年になります。
協会発足時から音楽堂建設を願い「多目的ホールは無目的ホール」と言われるなかで、小規模でも響きのよい音楽堂が欲しいと活動して参りました。
藤原真理、古澤巌、清水和音各氏による「トリオの夕べ」をはじめ、若い芽のコンサート、ジュニアコンサートなど音楽堂建設のためのチャリティーコンサートを致し、市民から寄せられたチャリティー金を市へ届け、平成2年3月2日(1992)諏訪市で定められた「諏訪市音楽堂建設基金条例」へ27回の寄付をもって現在に至っております。 又響きの良いと言われるホールを16ヶ所余見学致し、芦原建設設計研究所、沢田隆夫氏による「設計者から観た音楽ホール」についてのお話、他いくつかの公演を聞き沢田氏の私案、ホールの青写真を画いていただきました。
さて、駅前市民会館に代わるものとしてのホールをと市民9200余名の署名を駅前開発会社と諏訪市に提出してございます。
この30年今あるホールをどう使えば良いコンサートが出来るかを模索し、ステージ上で聴衆も席を同じくして、久元祐子氏、佐藤マサミチ氏のピアノなど喜んでいただけるコンサートを致しました。
町中で「その後のホールについて」おたずねを受けます。ジャンルを問わず演奏出来、聴く立場を通して心深い味わいをもたせ、楽しみ、明日への元気をもらえて交流出来る、そして他のあらゆる集まりにも使えるホールをと、一同願っております。
この30年間協会をお支え下さいました皆様に心より感謝申し上げ、今後の協会活動に引続いてお力添え賜りますようお願い申し上げます。